ゲームのサイクルについて『ゲームの話をしよう』から

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060806/107582/
というのを読んでそういえば昔こういう話を読んだな、と思ったので掘り出してきた。

ゲームの話をしよう (ファミ通Books)

ゲームの話をしよう (ファミ通Books)

から仁井谷正充コンパイル代表取締役(当時)との話。多分1999年の春ごろだと思われる。そこで語られているサイクル理論っぽいものを抜き出してみる。

  • 5年で回るハードのサイクル
    • 1年・アクション
    • 2年・アドベンチャー
    • 3年・RPG
    • 4年・シミュレーション
    • 5年・アダルト(終わりという信号)
  • 20年の大きなサイクル
    • 5年・アクション
      • 「テニス」「ブロックくずし」「インベーダー」「ゼビウス
    • 10年・アドベンチャー
      • 「ポートピア殺人事件」
    • 15年・RPG
      • DQFF
    • 20年・シミュレーション
      • 「たまごっち」「電車でGo」

→「コンピューターはシミュレーションするマシンだという学習が社会に浸透した」

 仁井谷
(F1と乗用車の例えがあるが省略)そのF1がどのように一般に下りてくるかというと、大きな1サイクルが終わって、ゲーム会社がビジネスソフトを作る時代になるだろうと僕は思うんです。

 永田
う〜ん。それは純粋に20代の人が夢中になって楽しめるような広がり方をしていくんですか。
 仁井谷
ゲームが取り込んでいくということです。フライトシミュレーターやカーナビのように。