ネタとマジレス問題

http://d.hatena.ne.jp/maroyakasa/20060528#p1
を読んで。
このネタへのガチのマジレスとしては「はてな許せん!!!!11!」か「はてなをけなすなんて許せない!!!11!!!」の二択じゃないかなぁ(感情の出し方で多種多様にはなるんだけど)と思ったのだけれどもそれはさておき。

色々と突っ込まれてる「熱弁で長文」と言ってしまう人について考えた。長文に関しては「ああ、数の数え方がすぐに"たくさん"になってしまうタイプの人なんだなあ」くらいの感想しかないのだが、「熱弁なので云々」というのはどういう思考を通って出てきたのだろうか。この文章をマジで読んでみても、組織を糾弾する文章としては過剰に熱弁しているといった感じはしない。というか、「熱弁なので説得力がない」という人は、クールな調子でこの内容を書かれたら説得力があると判断してうんうん頷いて読んだのだろうか。だとしたらだいぶ危険である。色々と。

ここからもう少し深読みして、これを「ネタにネタレス」として読んでみるとどうだろう。はっきり言って、このmaroyakasaさんの文章と「熱弁なので空回りしていますね」というコメントを比較すると前者の方がネタとしては上等だと感じてしまう。説得力のなさ(のネタ化)という点でも熱弁(のネタ化)という点でも圧倒的に前者の方が面白いと思った。

だがさらに深読みして、それをも踏まえたコメントと見ればどうなるだろうか。既にブクマコメントで言われているように、この文章はこれらのコメントによってネタとしての完成度が上がっている。

そうして見てみると、このエントリはmaroyakasaさんと匿名の人々による見事なコラボレーションが成された珠玉のネタエントリと認めざるを得ない。これを今回の結論としたい。