闘争領域の拡大

闘争領域の拡大

闘争領域の拡大

読んだ。おお、非モテ文学、といった感触。物語とかカタルシスとかいうのとは無縁な感じがしてこれはこれで好きだ。詩のようなものか。言語を理解して原書で読むのが正しいのだろうなと思わないこともない。というのも訳者に失礼か。よくよく考えると恋愛とか男女とかは言語を超越するテーマなのだな、とも言える。
他の作品も読んでみたいと思った。あといつだかかりて読んだ
夜の果てへの旅〈上〉 (中公文庫)

夜の果てへの旅〈上〉 (中公文庫)

これを思い出した。やっぱこういう感じの小説は好きなので、そのうち言語なり時代なりをしっかり把握できる作品を読んでみたい感じだ。学生なんだから言語や歴史を学べと突っ込まれそうだが。