オタク史

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080206/1202298206
を読んでいて、じゃあ俺も…などと思ったが、よくよく考えてみると2000年前後の引きこもり期でぶったぎられるのでたいして面白くならないと気付いた。でもまあ記録として書いておこうか。

  • 95~96年

田舎の中学生。兄弟や塾の知人経由でオタクコンテンツに触れる。アニメ(エヴァ)、声優、ラノベどれも存在してどんどん拡大していった時期だったが、当初はなぜかラノベを選択。本読むの好きだったからかもしれない。
後期には声優ラジオ方面に傾いていった(具体的には國府田)。オフ会っぽいものを企てたりしたこともある(単発で以後うやむやになったが)。

  • 97~99年

男子高期。一応街中と呼べる程度の立地。友人知人数人のうちいくらかは結構コアなオタクやってたと思う(萌えという言葉が出てき始めたのもここらへんだと記憶している。日常的に音声として発してはいなかったが)。
自分のことを振り返ってみると、いわゆる萌えオタとは若干違ったベクトルに傾いていったような感じはする。
声優ラジオのメタベタとか結構真剣に考えていた記憶がある。今思えばこれが一番オタらしかった時期かもしれんなあ。

ラノベとラジオだったのに加えてゲームのやりこみとMtG(カードゲーム)が加わる。ゲームはファミ通に送って採用されたり。でも一人ゲーメインだったと記憶。それからラジオとゲーム雑誌ということで投稿もやってた。これはそれなりに続いて熱心にやっていた(あまり人に言えるほどの実績はないのだが)
MtGはゲーム屋のプレイスペースが溜まり場のようになっていてそこが(推測するならば)大学サークル部室のような趣になっていたようにも思う。高校卒業とともに離れてしまったが(後に店自体が潰れる)。ついでにいうと、その近くのゲーセンでDDRに触れてちょくちょくやるようになる(格闘とSTGは触れなかった)。
あと友人から勧められて伊集院のラジオを聞いていたのもこの頃(なぜかTBSはクリアに聞けた)

  • 00~03年

大学期…ではなく、浪人と不登校時代。なぜかバイトはしていたが情緒不安定のためクビになったりした。一人ゲー(DDR含む)は続いていたが他は徐々に生活から消えていった。ネットに繋いだからかもしれない。
古本屋で昭和の作家の本を買ってきて読む、という行為が日常化する。といっても村上*2か筒井康隆山際淳司か、くらいだったが(あ、どれも平成まで書いてるな)。
とまあそんなだったので、ネットとケータイが増えてきた時期なんだがそれでどうにかこうにかなる、ということはあんまりなかった。まあネトゲを知ってしまったのはいくばくかの影響はあったか(が、ネットにハマったので不登校、というケースではなかった。傍目から見たらそう見えたかもしれんが。)(あと不登校といっても色々あると思うので補足しておくと、行こうとしていけないタイプで、いける日が週5から4になり3になりやがて0になる*3年みたいな感じだった)
ちなみにこの時期にもイベントとか参加してたりはしたんだけど、それで何かが広がるということもなく、学校でキツくなっていくにつれてそこらへんの趣味要素への熱意もしぼんでいった。

  • 04~07

こっちが大学期。なんとか学校には行くようになって卒業する。ちなみに学生とは全くといっていいほど会話をしなかった。初期は大江健三郎とか安部公房とかに食指を伸ばして通学時間を利用して読んでいた。後期は飽きたのかブームが来たからか、オモシロ新書ばっかり読んでた。ブログを始めてなんかそういう大二気質が出たのかもしれない。
この時期は学校行くことに精神使ってたとはいえ、オタコンテンツに触れることはかなり絞られている。とはいえネトゲは相当熱心にやっていた。

  • 現在

ゲーセンで遊ぶようになった。「ゲーセンに出向いて」というモチベーションがないと駆動しなくなったのかもしれない。だいたいネットで文章を読むだけになった(04からそんな)。本はここ2年くらい量としては少なくなった。MtGは知人とだけやってる。ネトゲは回線の問題もありやっていない。ラジオも聞けるっちゃ聞けるんだけど聞いていないなあ。そんな感じ。


後期が全然オタクじゃねぇ!書かなきゃ良かった。