世界に何を望むか。

既に何度か引用しているけど一応。
http://twitter.com/setofuumi/status/616296022

クラスタを新設する(欲望する)目的は、元の世界を「これじゃない」といって作るもんだけど、自分の結果(評価)が逆転してさえいれば元の世界のコピーでもいい人もいるし、元の世界を徹底的に否定しないと気がすまない人もいる

http://twitter.com/setofuumi/status/616309262

コピーでも構わない人は、振る舞いや価値観の多くを「元の世界」に準じていることが多いので、それそのものを嫌う人からは「元の世界のやつらめ」みたいな反応があったりする。

解説。
何らかの不利益、不快感、あるいは違和感や義憤といったようなものを(世界から)受けた、として、努力するなり諦めるなりするのは、まあ普通の対応。で、ここで「これではない何か」を欲する、という三つ目の選択肢がある。*1

で、そこで「3つ目を選んだ人」として分けてしまうとちょっと大雑把過ぎるな、と何度か感じたので、冒頭のpostに繋がっていく。もっと言うと、最初に感じた「この世界じゃないものが欲しい!」と感じた時の「世界」の感じ方というのは全くもって人それぞれなので、そこを「世界を変えたい人」みたいにまとめてしまうとものすごくめんどくさいのだが、そこはとりあえずおいておく。

で、あとは引用元でだいたい言い切っちゃってるわけなんだけれども、2つ目の引用の「元の世界の奴らめ!」という物言いを巡るあれこれ、みたいなのは面倒くさいケースが多いように思うので、「普通の人*2」「結果の反転を望む人」「価値観の無効化を望む人」みたいな分け方がされていればそういうことも少なくなるんではないだろう、とか考えた。

ってここでも書いてた。
http://twitter.com/setofuumi/status/4055691822

非○○な人が「元の世界の(結果の)反転」を望むか、「元の世界の(価値観の)滅亡」を願うかの違い


だらだら書いたが、自分が何かに対して「これは嫌だ」と感じた時にこのフィルターを通すと結構すっきりしたり、気付かなかったことを気付けたりしたので割と有用だと思う。

*1:諦めることがこっちに繋がることもままあるが、そっちは消極的で3つ目は積極的、くらいの区別をしている

*2:ここでは、世界に疑問を持たない人、くらいの意味