例え話、寓話、名言引用とか

基本的に上の3つをsetofuumiさんは信用しない*1のだけれども、この前ustで少し話したのもあるのでだいたい自分の中にあるものを外に出す。

・ゲームのようなもの
犯罪がゲームみたいとかは良く言われるとして、「ゲームのような」というの一つとっても、ゲーム脳を主張する人が言うのと、数十年ゲームでメシを食ってる人やプレイし続けている人が言うのとでは全然違ってくる。あと、日記を「ゲーム」で検索すれば読みきれないほどログが出てくる人と、検索してもゲームのゲの字も出てこない人とでもまた違ってくる。
それはただ違うっていうそれだけのことなんだけれども、そういうことについて無自覚な物言いにはあんまり重きを置かないようにしている。

・「アリとキリギリス(笑)」
例えや寓話を持ってくるのはいいが、明らかに「自分=良い側」「相手=悪い側」に役割を振り分ける上に「なぜその役割なのか」は解説されないケースがある*2。例えや寓話は小学生でも理解可能なので説明不要だから?


・「深遠を覗く者は深淵に覗かれている」
ネットで見かけるケースは大抵「あいつ深淵に覗かれてる!(俺は覗いてないから覗かれてない!)」だったりする。ニーチェは「深淵って覗き返してくるんだって、マジだって」っていう感じで言いたかったんじゃないのかなあ、と俺は思うので、そのような使い方をしている人間はあまり信用しないことにしている。

あと参考、になるかどうかはわからないが、っていうかこっちの方がちゃんと書いてる。
http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080227/p1

*1:けど便利なのでたまには使う

*2:そこがきっちりしていればそんなに悪いもんでもないとは思う