萌えの話

2006-09-27 - 倒錯社::公開編集会議
萌えリテラシーが低いことで有名な俺なのでROMのつもりだったのですが、「萌え」が普及していった時代とリビドー溢れる時期が重なっていた世代であるだけに何かないかなぁ、と思っていたところ、友人との会話が成功したので記録。

  • マクラ

「萌えが使われだしたのは俺らが中高生のころのToheartとかエヴァとか声優ブームとかそこらへんだと思うんだが、10年経ってあのころを振り返るとどうよ、という話」
「ぶっちゃけ本気で萌えてたとかじゃなくてそれをネタに周りと盛り上がるのが楽しかっただけであんまり覚えてない」
「うわそうなの」
「口じゃあのキャラたまんねーとか言うけどそこから広がる会話が楽しかっただけだな」
「俺の苦悩はなんだったんだ…」


「その頃あんまり「萌え」って言ってなかったんじゃないか?」
「あれそうだっけ?」
「マルチ萌え〜、ってのは確かにあったが」
「そう言われると、あった、というだけのような気もするな」

  • 友人曰く
    • テレビ等で変に普及したのは多少気になるが、それで使い方が特に変わったという感覚は無い。
      • (注)この友人は ×ネット上のやり取り ○身内ダベリ というタイプ。
    • 二次元に対しての「可愛い」を言い換えたものが「萌える」
      • 「可愛い」は二次元に使いにくい
      • 根っこは概ね同じ
    • 萌えはエロとは異なる
      • エロかったらエロいって言う


「可愛い」は二次元に使いにくい、というのが興味深く、かつ共感できた。現実(三次元)での「欲情」「可愛い」といったものから"余計なものを省いた"ものが「萌える」なのかもしれない。