変な感情の話

http://d.hatena.ne.jp/booksbooks/comment?date=20060513#c
ここらへんの話。
http://d.hatena.ne.jp/utsutsu/20060516/p1
ここらへんを見ていて大体どこらへんにそれ(変な感情)があるのか見えてきたような。

基本的に文化系がどうこうとか萌えがどうこうというのは俺はピンとこなかったのでそこらへんは単純に情報として読んでいたのだけれども、はてな村が云々あたりとそこにトニオさんを絡めていったところが俺の中の何かを刺激したらしい(いや以前からなんとなくは感じてはいたか)。

はてなを(過剰に)物語的というかキャラ的に見てみたい、そういった見方をしてみたいというのはとてもよくわかる、というか事実俺も過去に通った道だったりする。そして、それをどうにかする時に、(騒動なりなんなりに乗じて)「お話」として一記事にまとめて消化しちゃうならそれはとても健全なことだと思っていたりする。
けれどもそこで俺が変な気分になったのは、あの「お話」の前後を見ていると、あの「お話」は俺が思うところの「溜まっていたものをまとめて消化」したものではなくて、くっつくもの(しがらみというか何というか)が雪ダルマ式にふくれあがって出てきてしまったもので、そしてそれは今後もどんどん巨大化していくのかなぁ、と感じてしまったのだと思う。そしてそれは(俺から見て)あまり健全ではないなぁ、と。
無理矢理言葉にすると、はてな村的なものは非日常として適当に消化した方がいいと思うんだけどうつつさんのそれは日常になっちゃっていってるんではないか、という。

そしてそこらへんは多分http://d.hatena.ne.jp/utsutsu/20060517/p1ここでもう既に答えが書かれていて、これは恐らく面白そうなものに引き寄せられて恐る恐る村に入ってきた俺と、当事者として村の真ん中に現れて注目されてしまったうつつさんとの違いなんだろうと思った(うつつさんが自身を「猫」と表したところとか特に感じる)。そこはどうしても食い違ってしまう部分のような気がする。