http://d.hatena.ne.jp/setofuumi/20060619#p3
続き。
よくよく思い出せばそれほど変な子供というわけでは全くなくて、
クレヨン王国とかコロボックルを熱心に読んでいた真っ当な子供だった(それが何故こんなことに…)。

そんな頃に「ブンとフン」(井上ひさし)と「きまぐれロボット」(星新一)の二冊を読んでしまったので何かが芽生えて、その芽はゲームとブックオフ通いだけの生活だった高校時代に花開いてしまったと見るべきか。同時期にラノベ方面にも熱心だった記憶が。

というか、俺にとって読書というのはひたすら「外部と繋がらないもの」だった気がするなあ。童話読んでも小説読んでもラノベ読んでもそれに対してレスポンスしてくれる人はいなかったし、高校になってくると読み方が捻くれてきて(中二病とかそういう手合い)周囲の友人には敬遠されがちだったので外に出さなくなったのもある。

その状態が大学時代まで続いて、そしてダメになった状態を脱したきっかけというのが「人と週1で本の話をする」という行為だったのはさもありなんという感じだ。いやこれは現在進行形なんだけど。