時かけを見てきたその2

その1
http://d.hatena.ne.jp/setofuumi/20060820#p1
近くにいってたのでもう一回見てきた。平日の4時でだいたい30人くらいだったか。仙台だとこんなもんなのかしら。というか映画館に(門外漢の俺から見ると)いかにも"ローカル映画を映画好きのために上映するぜ"という雰囲気が漂っていた気がするのだがここらへんの感覚はよくわからん。
あー、あと初日の自分らも含めて、ワカモノ男性グループ(ときどき女性)は目立つなあとか思った。っつーか街中ならそれがデフォルトという話だ。常時一人でうろうろする方が異常だ。俺だが。
感想。

  • SF教養が無いので突っ込みと言うまでも無いのだが、おばさんの昔の写真に3人写ってるのはよくよく考えるとおかしいよな。かといって変にいじっても不自然か。
  • 未来人の人の(最初の)動機はやっぱりもうちょっとクローズアップしたほうが良かったと改めて思った。
    • というかアレルギー持ちの俺にとっては(後からできた)動機の方が安易に見えてしまうのだろうな、そうでもしないと。
  • 高瀬君(に己を見てしまう)問題はどうなんだろう。己を見はするんだけどそれはそれ、で処理できていた、というのが恐らく一番正しい。やはり女性が主人公だからか。
    • ここらへんは少し前に友人と語った"桃太郎かオズの魔法使いか"問題あたりと絡めて今後考えていこう。
  • 「主人公」「親友」「後輩」の女性三人が出てくるわけだがなんだか自然と並列に(かつ個別に)見れている感覚があった。その自然さが良かった、というか。第三者視点の心地よさ。青春系アニメ(ハルヒとか)と違ったのはここら辺かなあ、俺の感覚としては。
  • でもってそこから「未来人の人の話」にグッと寄ったときにどう感じるか、というのはありそう。あと物語創作手法としてどう寄せていくかという話だろうか。ここらへんを突っ込むと「タイムトラベルものとは」みたいな話になるのかなあ。「当初の動機」が琴線に触れたのとも無関係ではないし。