人間/情報、あるいは情報を取得「した時の処理」と「した後の振る舞い」

http://d.hatena.ne.jp/GonbeNanashino/20070119/p1
ここから。確かに解説したんだけどそこの事例は出してないはずなのに辿りつくななしのさんは勘が鋭いなあと思いつつそれは置いといて。

とりあえずの処置として決め付けておいて、しかしいつでも修正情報を受け取れるようにライブアップデート機能は有効にしておきましょうね」ぐらいのことしか言えない。

web上というのは疾走するオッサンへのアプローチよりは楽だよね(1クリックで情報取得できるよね)というのはあるけど、それ以外は全くその通りで、情報を取得「した時の処理」というのはその人なりにしか処理できないわけで、そこ(ファーストコンタクトの時点)で「こうしろ!」というのは流石に無茶だろう、というのはある。
ただこれが「した後の振る舞い」になってくるとちょっと微妙になってきて、「情報をアップデート(更新)する」ための行為として「その情報を発信した人間に背中向ける」のはどうなのよ、という部分に重心がある。


実際の行動としては、ある文章を読んで何かしらの感想を持ったとして、それからもう1アクション起こそうとする時に「情報発信元のページをリロード(あるいはコメント)する」「ニュースサイト(あるいは2ch)のコメント欄をリロード(あるいはコメント)する」か、という話で、情報発信元を人間と見なすならば前者であるべきだし、それをせずに後者をやってしまうのは人間に対して失礼だよね、という。んでどっちもコストとしては1クリックなわけで大して違うわけではないんだけど、どうも前者よりも後者の方が風潮としては強いよね、といったような。
そういや以前ここらへんのことでWelcome to Burns & Burial | Authentic Books, Composition, Distribution Estateこんなのがあった。活動としては拳を振り上げることは無茶なのでこういう方向に行かざるを得ないだろうなあ、というのはある。まあ世界を自分に都合のいいようにするための活動というのは(クレバーで妥当な手段を模索するのならば)あってもいいよね、というか。


http://fragments.g.hatena.ne.jp/junkMA/20070119/p1
junkMAさんがここで言う「感覚の更新」も似たような範疇にあるような気がするんだけど、優先順位としては「情報元にあたって自分で情報処理する」→「情報元にアクションを起こす」→「外部に対して(元に背中向けて)アクションを起こす」というのが(多分)妥当なはずなんだけど、その優先順位がどうもそうではない風潮があるんでない、といったような。
あー、違うか、「自分で情報処理」という部分がwebで表に出てしまうがゆえにそれが「外部に対してのアクション」と繋がってしまうところに歪みが発生するのか。