狂気についてbコメ

4/1は外出してました。コメント大目だったのでb引用。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/setofuumi/20070330%23p4

2007年04月01日 p_shirokuma 私信, 娑婆世界 上手く表現しにくいんですが、メディアで「狂気」とカテゴライズされて消費されているものの大半と、統合失調症の幻覚妄想状態やMDIの躁状態などの間に大きなギャップを感じてしまうんですよ、高頻度で。

ううん、昔は「キ○ガイ」の一言で全部くくられてたのがここ数十年で医学的に分離されていったけど、手軽に使われるフレーズとしては全く分離していない、ってところだろうか。ここらへんは医学と日常的な表現を一緒にしちゃいけないって部分をちゃんとやってくしかないよな、といったところ。

2007年03月31日 hebomegane 意見, 読書 物語世界における狂気は欲望に忠実だけじゃないのか。ってのは確かに言われてみればそうだ。もっと理解不能で純粋な狂気を再現させたならば、それは物語として面白さを保てるのだろうか?という感想を持った

そうか、俺は理解不能なものを「狂気」だと呼んでいたけど、それは何か別な呼び名で呼んだほうが妥当なのかもしれない。んー、でも「狂う」という言葉のインパクトは強烈な気がしてしまうのよな。ここらへんは単語に対して個人がどれくらいの思い入れ(あるいはバイアス)を持っているか、という話になってしまうか。
しろくま先生はそれこそ敏感にならざるを得ない立場なのでああいう反応をしたのだろうし、その医学的な部分に関しての慎重さは必要だよな、と思った。俺は「欲求に忠実なだけ」よりは重く「狂気」というのを捉えているけれども、それというのは配慮しているのとイコールではないよな、とか思った。
あと俺にとっての(作品、物語的な)「狂気」というのは「面白いか否か」という基準ではなくて「表現できたか否か」というチェックで判断しているような。書かれていることそのものがすごい、すごいっつーことは面白い、良いもの、といったような感覚。あくまで作品、物語的な意味でですが。

2007年03月31日 mind 5 自律系(自由|私人), いたみ|不安, あぶない|緊張, 6.'standard|普通, もえて共感, 9_Turing(模倣⇔理解) 「狂気」あるいは「狂う」というフレーズ ――社会的に非標準(普通じゃない)で、社会的に評価が低いとき? でかつ、自分が共感的理解できない場合?

「評価」と「理解」という分け方はいいかも。元のところで「自分勝手」と呼ばれたのは前者で、俺がこだわてるのは後者っぽい。

2007年03月30日 aozora21 ことば 狂気というとピンク・フロイドとか思い浮かべる。精神医学用語って乱用されてるなあと感じる。/あ、なんか文学的哲学的な狂気という表現があるんですね。ややこしい。

ビョーキ(カタカナの)の類のは意味が拡散してめんどくせえなあ、と思うことしきり。あと俺の面白観のツボ(あるいはこだわり)を適当に文章にしたものを「文学的哲学的な狂気という表現がある」と読むのは危険だし文学とか哲学に色々失礼なのでやめたほうが無難だと思います。