解説するのは野暮だけれども例え話のことについて

というか解説でなく補記というか蛇足というか。
例え話そのものは悪いことではないと思っています。
よくある例えなら、刃物みたいなものだと思っています。
「何かを語ること」が難しくなってしまった人がギリギリのところで手に取る「例え話」みたいなものは大いにアリだと思っています。けれども、例えば「女の腐ったような」という比喩があって、これについてはhttp://twitter.com/setofuumi/status/6294556794こんな風に考えていたりします。

「筆者が書きたかったこと」と「書かれた内容」は別々のもので、そこが混じりあってしまったときにたまたま生じてしまう歪みのようなものが、もっと意識されるといいと思っています。

それから、setofuumiさんは、今回書いた寓話が、大勢の人に読まれて、例え話についていくらかでも考えてもらえたらいいな、と思っています。


参考。コメントも含めて。「「比喩を使用している文章は無条件に疑え」という比喩=兵器説」
http://www.otsune.com/diary/2005/06/30/4.html#200506304