仙台で時かけを見てきた。

概要だけ先に書いておく。追記して全部書いた。
追記:もっかいみた。
http://d.hatena.ne.jp/setofuumi/20060825#p2

  • 約100人入る部屋が2つあるっぽかった。
  • 一日4回上映で初日の3回目に行った。16:00あたり。追記。3回だったかも。
  • 15分前くらいから急激に人が増え始め、どうやら満員近くまで増えたようだった。
    • オーバーしたのかもしれないが先に入って座ってたのでよくわからん。
  • 客層は老若男女色々。とはいえ成人男性多目。
    • 他の時間帯にも少し興味があったがわからん。

感想

  • とりあえずもらい泣きしやすいタイプなので泣いた。
  • 筒井康隆どうこうはあまり意識するつもりがなかったしそれで良かったと思う。
    • アニメーションとして捉えていた友人にとっては大変よろしい出来だったようだ。
    • 原作寄りの自分も大変よろしい出来だと思った。

その他色々

  • メガネを紛失していたので当日に作った。何をやっているのか。あと作るのに付き合ってくれた友人*3には感謝。
  • 原作知ってて予習までしたのに「未来人」が出てきたところでかなり衝撃が来た。
    • 半端に知っているだけに、一瞬の情報でおおむね全てが理解できて衝撃が大きかったのだろうか。だとしたら、予習していて正解だった。あの感覚はとても気持ちが良かった。
    • おばさんが昔語りするシーンなんかも同じ感覚。
  • 未来人の人の「動機」が良かった。琴線に触れた。
    • まあ要素の一部という感じの描かれ方だったので少し物足りなさもあったが、あんまり前に出しても歪になりそうな気もする。
  • 友人に言わせると、見ていて自然と細田アニメだとわかってしまうのでスゲェな、といった感じがあったらしい。俺にもなんとなくわかった。
    • Y字路*1であるとか「横」の表現の感覚とか(適当な表現)風景と人の動きの配分だとか。
  • 友人曰く「劇場版のアニメという枠ではこれ以上ないくらい本当に良かった」
    • 「劇場版アニメは大抵イマイチ気持ち良くならない」というのの裏返しでもあるっぽい。
  • 俺がアニメを見るときに感じることの多い"学校アレルギー"のようなものはほとんど感じなかった。
    • 理由は不明。学校という要素ではないのか。
  • これは筒井康隆文脈よりもサマータイムトラベラ(と共有している何らかの)文脈だな、とかちょっと思った。SFと若年男女話。
    • 俺は物語の教養が偏っているのでここらへんから真っ当な部分を摂取していきたい感じ。
  • 俺は主人公をどう見ているのか問題。
    • 語り部的存在が不在なので自然に見られた印象。
    • ここらへんの感覚はまだ言語化できない部分が多い。映像媒体に馴染みが無いし。
  • 「女投げやめろ」
    • 強く頷く。この頷きは色々な意味で味わい深かった。名シーン。