自己愛

http://d.hatena.ne.jp/setofuumi/20070418
で書いたことに反応があったり書いたことを思い返しながら思ったこととしては、どうしてもこういうのは「俺は今こうです。あなたのはあなたの問題です」ということにしかならんので、そこから先に進めるにはだいぶめんどうくさいなあ、とは思った。俺の場合は本読んで始発電車に乗って帰りに金使っておいしいもの食えば多少楽になったよ、とはいえるけれども、それは俺の話だしなあ。
まあ、俺はお前じゃねぇ、とか、俺はお前の…じゃねぇ、というのは真理でもあるのでそこは切り捨てたり乗り越えたりしなければいけないことなんだろうけれども、まあなんというかそこでやっぱり「非人間的」というフレーズが出てくるのだな。そして非人間的なものというのは、見方を変えたりじっくり考えたりすれば、それはとても人間的なものなのだ、まで行ければよい、というような。
でもやっぱ正直に言うと、俺は環境としては恵まれていたし、大学で学生と一切会話をしなかったけれども、学生以外とは会話をしていてそこから何かをもらっていたので、「何かを与えてもらう人間」というのはあったほうがいいし、もしかすると必要なのかもしれない。俺は「一人で解決しろ」とは言えない。
まあ言えるとしたら、「何かを与えてもらう人間」というのは限られた範囲の特定の人間ではないし、そういうことを(専門ではなくても、職務の何割かとして)仕事としているひとはいるし、その役目を好意的に引き受けてくれる人も多分いるし、そしてネットを利用してそういった存在と触れることは出来るかもしれない、といったところか。あとそういう時に「何かをもらう」のと「生活する」とは一緒じゃなくて、もらったものをエネルギーにかえて何かをする事が求められるよね、くらいか。今のところこれくらい。