俺和辞典(第一回)

解説は以下。
http://ore-japanese-dictionary.g.hatena.ne.jp/
特にリンクとかは意識せずにフリーハンドで書いていく。

「ただしお前が電車で来い」
混同しがちだが「東京ブロガー問題」とは意味が異なる。主に地理的条件を無視した発言や振る舞いに対して用いられる。「会って話せばいい人の法則」とあわせて使われることもある。電車というのは交通手段の言い換えなので特に電車である必然性はない。


「こんなやついてさあ」
よくある「わずかなサンプルからやたらとデカい主語あるいは一般論を語り始める」現象の反対語。ごくまれに「人の写真を無断でwebにupする」「職場の愚痴をwebに書き込む」のような行為そのものを指すこともある。
「こんなやつがいた」→「これだから男/女/若者/老人は」といった与太話は「こんなやついてさあ」で止めておけば妥当、という場合に用いられる。
ちょっとリンクは見つからなかったけど以前postしたもの

自分は「個人を晒す、吊るし上げるなんてひどい!」という話に冷淡なところがあるのだが、これは俺がネットwatch出身だからとか性格が悪いからだけではなくて、その空気こそが「こんなやついてさあ」を「これだから◯◯は困る」に変質させているように思うからだ。まあ俺も少なからずやってるから偉そうには言えないんだけど、あまりにも「これだから◯◯は」式の考え方が普及しすぎてると思う。個別事例とするべき体験、記憶さえも「これだから◯◯は」に全部まとめてる光景を見ているとそう思う。それは一般論のために個別例を探すって倒錯に繋がっている。とはいえ、多くの事例は「一般論のために個別事例を探す」結果としての炎上や吊るし上げなので、そこは批判されていくべき。